すすぎの回数も大事?正しいすすぎの仕方とは

肌質に合わせて温度を調節して回数を意識する

洗顔によるスキンケアをする上で重要なポイントの一つにすすぎがあります。すすぎは洗顔料やクレンジングによって落としたメイクや皮脂汚れを水分で洗い流すことが主な目的です。この作業を適当に行ってしまうと、皮膚汚れが残った状態になるので洗顔をした意味がありません。また、クレンジング剤などをしっかりと洗い落とさないと肌荒れの原因にもなるので注意が必要です。すすぎはぬるま湯で行うのが基本と言われていますが、人によって最適な温度は異なります。通常であれば30℃から33℃が適温ですが、刺激に弱い敏感肌や乾燥しがちな肌質の人は少し低めの25℃程度が目安です。回数は多過ぎても少なすぎても肌にはよくないため、30回程度が理想とされています。

やってはいけない間違ったすすぎの方法

すすぎをする上で比較的多くの人がやってしまうNG行動の一つが温度の設定ミスです。洗顔をする時に温度を意識せずに適当な設定で洗ってしまう人も少なくありません。極端に温度が高いお湯で洗顔をしてしまうとセラミドなどの大事な成分を失わせてしまう原因になります。夏場に気温の高さを理由に冷水などで洗顔をする人もいますが、皮脂汚れは一定の温度以上でなければ落とすことができません。必ず決められた温度に設定されていることを確認して行うことが大切です。そのほか、繰り返しのすすぎ作業を面倒に感じてシャワーで済ませてしまう人もいます。一見すると合理的なように感じられますが、シャワーの水圧は顔の皮膚には刺激が強過ぎて角質層も一緒に落としてしまうのでやってはいけません。

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